第21章 ごめんね、
魅菜
「えと…魚と…何これ…卵?かな……」
傷心中だけど食事は作らないといけないから、
私はお勝手で夕飯を考えている。
(どうしよう…食材が無いな💦)
時計を見ると夕方の4時過ぎ…
こんな時はいつも黒さんと一緒に外に食べに行ったりするけど、
今日は…どうしよう…
ルゥ
「なあ、奥様よ……」
魅菜
「ん?」
そんな私の元にルゥちゃんがやってきた。
ルゥ
「ちょい来てくんない?」
魅菜
「え?」
ルゥちゃんに誘われるがまま、
家の前の"小川"に行くと…
黒
「し…死んでやる!!」
魅菜
「(´⊙ω⊙`)!!」
黒さんが今まさに小川に飛び込んで自殺をはかろうとしていた。
(……小川で自殺って……)
魅菜
「ルゥちゃん、ごめんね、今…忙しいの…
私、家に戻るね(´-ω-`)」
ルゥ
「まっ…待って!奥様!!
あれは構ってちゃんなんだよ!!
…つまり本気で死のうなんて思ってないわけよ!←身振り手振り激しい
構ってちゃんなの!!ただ奥様に心配されたいだけニャン!」
(知ってるよ…そんなの(´-ω-`))
黒
「いっ…いっくぞーー!」
とか言いながらチラッチラッ私を横目で見る。