第20章 隣の畑は奇妙に見える
【魅菜視点】
キラキラしたプラチナのリングが、
私の指で輝いている。
ところどころ輝いているダイヤがとても綺麗で、
ずっと見ていても飽きないくらい。
魅菜
「…ありがとう。」
でも…頬を叩かれたのがショック過ぎて…
なかなかテンションがあがらない。
黒
「ごめんてば!!叩いちゃって…ごめん!!」
魅菜
「…叩かれたことより、信用してもらえなかったのが悲しいんです!」
私は珍しく声を荒らげた。
ルゥ
「…うっせーな!傷に響いてしゃーねーよ!」
忘れていたけどルゥちゃんは、
私が抱っこしていた。
魅菜
「ごめん💦」
黒
「つーか…ごめんて何回も謝ってるだろ!ブスッ!」
魅菜
「ブ……スッ(´⊙ω⊙`)!!?」
黒
「あっ…いっけねぇ…つい癖で…💦」
魅菜
「もう黒さんなんて大嫌い!!
バカ!バカバカバカ!!!!
こんなもの…いらない!」
私はリングを指から外し、黒さんに投げた。
黒
「!!」
そしてルゥちゃんも投げた。
ルゥ
「わっ!!なんで俺まで!!」