第17章 想いの流れ
黒
「…魅菜…最後に確認させてくれ…」
魅菜
「?」
すると黒さん私の首筋に手を回し、
グイッと更に私の顔を自分の顔に近づける。
黒
「…俺の嫁になってくれるか?」
魅菜
「……あの……
親戚の方も言ってましたけど……
黒さんのような純潔な妖怪と人間の私なんて釣り合わないんじゃ…」
黒
「は?
人間のお前を好きになったんじゃねぇ…
お前の……」
魅菜
「お前の…?」
黒さんの顔が真っ赤になる。
黒
「…うっ…うっせーな!!
お前のブス加減に惚れたんだってんだ!!」
魅菜
「え…( ;´Д`)…ちょ…それは流石に酷いですよ💦」
黒
「はははっ!おい!おい!
困った顔が更にブスだぞ(*´∇`*)」
魅菜
「酷い!…もう!最低!!
知らない!大嫌い!!」
私は黒さんから離れて立ち上がる。
黒
「おい💦ちょっ💦ごめんてば!!!」
魅菜
「…私…ブスなんですよね……」
私は黒さんから少し離れた場所で、
黒さんに背を向け立つ。
黒
「…いやそれは💦だから……」
"スルッ……スルッ……"