第17章 想いの流れ
魅菜
「なあに?この不細工なミケ猫!!
こんな不細工ちゃん初めて(´⊙ω⊙`)…」
ルーノ
「あんだと!?ボクが不細工だって!!?
女…あんまふざけたこと言うなよ?この爪の餌食に……」
魅菜は家の奥に引っ込んだと思ったら、
死んだ母ちゃんが使っていた姿見を抱えてきた。
魅菜
「猫ちゃん、見てごらん!」
(え!?それは酷というもんじゃ……)
ルーノ
「は?」
いよいよルーノが鏡で自分の姿を見る。
ルーノ
「え…この汚らしい…いや!醜い猫は誰ニャ!!!」
魅菜
「あなたよ( ◠‿◠ )」
ルーノ
「…嘘ニャ…カナリアはボクは可愛いって……」
魅菜
「カナリア?…誰だか分からないけど…
きっと"気を遣って可愛いって言って"くれてたのよ。
感謝しなくちゃ〜(*´ω`*)」
(魅菜…ちょっと言い過ぎな気が……💦)
これ以上見ていられなくて、
止めようとした瞬間…
ルーノ
「この汚れたクソ女!!!
狐に抱かれたんだってな!!それで不老不死??
ボクの顔よりも惨め……」
"ドン!"
魅菜
「(´⊙ω⊙`)え…」
俺はルーノの側の床を殴った。
黒
「言って良い事と…悪りぃーことも分からねぇ猫なんざ……」
ルーノ
「え!?待てや!!コイツも俺の容姿を…」
黒
「関係ねぇー!!
いいか??これ以上…俺の…」
魅菜
「?」