• テキストサイズ

A N I S A K I S .

第17章 想いの流れ





魅菜
「なあに?この不細工なミケ猫!!

こんな不細工ちゃん初めて(´⊙ω⊙`)…」








ルーノ
「あんだと!?ボクが不細工だって!!?

女…あんまふざけたこと言うなよ?この爪の餌食に……」









魅菜は家の奥に引っ込んだと思ったら、


死んだ母ちゃんが使っていた姿見を抱えてきた。








魅菜
「猫ちゃん、見てごらん!」








(え!?それは酷というもんじゃ……)








ルーノ
「は?」









いよいよルーノが鏡で自分の姿を見る。









ルーノ
「え…この汚らしい…いや!醜い猫は誰ニャ!!!」








魅菜
「あなたよ( ◠‿◠ )」








ルーノ
「…嘘ニャ…カナリアはボクは可愛いって……」








魅菜
「カナリア?…誰だか分からないけど…

きっと"気を遣って可愛いって言って"くれてたのよ。

感謝しなくちゃ〜(*´ω`*)」








(魅菜…ちょっと言い過ぎな気が……💦)








これ以上見ていられなくて、


止めようとした瞬間…









ルーノ
「この汚れたクソ女!!!

狐に抱かれたんだってな!!それで不老不死??

ボクの顔よりも惨め……」








"ドン!"









魅菜
「(´⊙ω⊙`)え…」







俺はルーノの側の床を殴った。










「言って良い事と…悪りぃーことも分からねぇ猫なんざ……」









ルーノ
「え!?待てや!!コイツも俺の容姿を…」










「関係ねぇー!!

いいか??これ以上…俺の…」









魅菜
「?」








/ 827ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp