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第17章 想いの流れ
【黒視点】
家に着くと俺は驚いた。
黒
「灯りがついてる…」
ルーノを抱きしめながら玄関の前に立ち尽くす。
灯り…玄関の戸の上の灯りを魅菜が灯す時は、
イライラしながら家から飛び出した俺に
"ごめんね"の意味で灯す事が多いからだ。
(…ごめんね…は俺の方じゃないのか……)
とりあえず、
戸を開けてみた。
黒
「ただいま…」
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