第16章 信じられない馬鹿
クロウの自宅でノアくんの子守をしている。
魅菜
「ふふっ…お腹いっぱいになってご機嫌だね(*´ω`*)」
ノア
「あじゅ!ぅっー!!」
ベットの上で仰向けになって、
手や足を動かしている。
魅菜
「お布団フカフカで気持ちいね…」
そう言った瞬間…
黒さんの万年床を思い出した…
(布団…干してあげなくちゃいけなかったのに…)
心配になる。
ゴキブリの吉村さんの亡霊に、
ダニ妖怪を食べてもらっても…
流石に万年床は身体に悪い…
(明日…ノアくんを連れて黒さんの家に行こう……)
ロウソクだけの部屋に響く、
ノアくんの笑い声と柱時計のチクタクという音……
居心地は良いけど…なんだか寂しく感じる。
(ブス!とか…早くしろってんだ!…がないと寂しい……)
魅菜
「黒さんに…逢いたい………」