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A N I S A K I S .

第16章 信じられない馬鹿





暗い闇が深い森の中を突き進む…


フクロウや野良狼が、木の枝の合間から俺を睨んでいる。







(カナリアの下僕は確か…カラス……

カラスが現れたら…迂闊な事はできねぇーな…)







俺が少しでも変な行動をしたら、


カラスがカナリアにそれを伝えて身を隠すかも知れない…



魔女は奇妙な薬や魔法は使えても…


実戦には弱く妖怪からの殺害率は高いと聞いた事があるからだ。






(うざい野良狼どもを、やっちまいたいが…

仕方ねぇ…今夜は無視だ……)






俺はただひたすらに走り続ける。







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