第15章 お祭り!
与えられている自室に向かう。
魅菜
「(´⊙ω⊙`)ん?」
部屋の中央に白装束を着た、
黒髪の女が恨めしそうに立って居た。
魅菜
「きゃっ💦」
(幽霊だ!!)
私は怖気付き畳の上に尻餅をつく。
霊
「…ねぇ……」
魅菜
「:(;゙゚'ω゚'):ヒィッ💦」
そんな私に音もなく近づき話しかけてきた霊。
霊
「この部屋…なかなか居心地が良いわよね…」
無機質な声で話し出した…というか、
声が私の頭の中に流れてくるよう。
(いえ!貴女のおかげで…たったいま最悪になりました(;´д`))
魅菜
「…悪くは…はい……」
霊
「この部屋はわね…私の部屋だったの…
寝つきが悪い私を心配して、
夜寝られなくても退屈しないようにと
赤月が見えるこの部屋を主人が与えてくれて……」
(この家…事故物件だった!?)
霊
「今は……貴女の部屋だけれど………」
魅菜
「ごめんなさい💦」←何故か謝る人