第14章 九尾
魅菜
「ごめんなさい(´;Д;`)
わ、私…あの!儀式を知らなくて💦
すみません💦帰してください!!」
香景
「…もう遅い…」
その気になってしまった九尾様が私の動きを封じ、
私の口に唇を重ねてきた。
魅菜
「!!」
(はじめのキス…)
香景
「…ッ……」
(嫌ッ!!
黒さん!助けて!!助けて!!!)
魅菜
「…ん!やめ………てっ!!」
私は九尾を押し、
なんとか唇を離した。
香景
「威勢の良い女も嫌いじゃないが、好みでもない。
これでも見て…現実を知れば私の好みになるだろう。
さぁ…額を貸しな…」
魅菜
「!!」
九尾の綺麗な顔が目の前に…
私達は額を重ねた。