第2章 ムーンライト
白梅
「さあ!捜すのよ!!」
?
「いやいや…捜さなくてもずっと"そこ"に居るぜ?」
((´⊙ω⊙`)え!?)
白梅
「はぃ!?そこって何処よ!」
?
「あの木の裏…」
(完全にバレてた!!)
どうやら彼はとっくに私を正確に把握していたみたい。
白梅
「あらまっ!クソ女ったら…
こんな近い場所に隠れて居たのねェ〜」
(やだ…どうしよう…近付いてきた…)
私の身体は震え、
もう多分…逃げられない。
恐怖で足が動かないんだから……
(神様!助けて……)
私は御守りだけは落とさないようしっかり握る。
"ザッ…ザッ……"