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A N I S A K I S .
第13章 子捨て妖怪
暫くして俺たちは洞窟の前に着いた。
魅菜
「真っ暗で怖いですね💦
この奥に…いらっしゃるんですか?」
黒
「……あぁ。
ほら!行くぞ!!」
魅菜
「はい!」
俺を先頭に洞窟の奥へと進む。
"ちゃぷん…ちゃぷん……"
暗闇に雫が垂れる音と…
俺たちの足音しか響いていない。
(本当にこの先に九尾がいるのだろうか…)
不安と、
そしてなんとも言えない罪悪感を抱えながら進む。
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