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A N I S A K I S .

第13章 子捨て妖怪






「おーぃ、生きてるかー?」








すると…


眞琴の右手だけ動き自分の血で床に字を書いた。









"なんとか( ◠‿◠ )"









しかもご丁寧にイラつく顔文字まで描いてる。











「おまっ……不死身っても痛みはあるだろーが。

もうちっと利口に生きろってんだ!」









眞琴はまた指で字を書く










"頑張ってみますw"











「…なんだよ!wってムカつくな!!

はぁ……つーかさっきの件だけど…」









"クロウさんがいるじゃないですか"










「…だめだ。頼みたくない…」










"なぜです?"










何故だろう…なんとなくだが…



クロウさんにそれを頼んだら魅菜を取られてしまいそうな気がしてならない。









「理由は言いたくない。

頼む!紹介してくれ…」








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