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A N I S A K I S .
第11章 視野
俺にとっては見慣れた木の扉が現れた。
魅菜
「ハァハァハァ……」
俺とは違い息を切らし扉にまったく気がつかない魅菜。
クロウ
「大丈夫かい?」
大丈夫じゃないのは知っているけど、
長年人間界の夜の山の管理人をしていると
人間がこうされると嬉しいだろ?が分かるようになった。
魅菜
「はぃ…ハァハァハァ…なんとか(;´д`)」
魅菜は健気に大丈夫だと言ってみせた。
クロウ
「ほんと( ;´Д`)?
それじゃ…我が家へようこそー」
"ギィーーーーッ…バタンッ!!"
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