第10章 3枚のお札
黒さんの家で暮らし始めて1週間くらいが過ぎた。
黒
「おい〜、朝飯まだかよ??」
魅菜
「私には無理です!作りたくありません:(;゙゚'ω゚'):」
私は割烹着を着たまま、
包丁を持ち…フリーズしている。
これは最近の朝では定番な感じになってる。
黒
「は?またかよっ!
おまっ…ほんっと使えねぇーブスだな!!
料理1つ出来ねぇーなら!今夜、身体で奉仕しろってんだ!!」
ボサボサの髪の毛で、
ボロボロの服を着ながらお勝手に姿を現した黒さん。
魅菜
「あっ…」
すると黒さんは、
私をまな板の前から退かすと…
黒
「しっかたねぇーな!!
早く慣れろよ!!」
黒さんはまな板に乗せられている"蛇"を、
手際よくさばいていく。
(ゔっ…顔が……:(;゙゚'ω゚'):)
黒
「こう切ったらこうだろ?
そうしたらこうするんだよ。
んで……これを………」
(えっ!?鍋に頭入れるの!!?)
内臓と皮以外、
鍋にどんどん入れていく。