第9章 会議
黒
「あん!?
ブス!何言ってんだぃ!!
妖界で人間の一人暮らしなんざ!
"お菓子の家"状態になるってんだよ!!
クロウさん!ダメです!
ブスに決めさせるのは、やっぱりダメです!!」
黒さんが、
私の肩を掴み激しく揺らす。
魅菜
「(((((;´д`)))ぅゔっ…💦」
クロウ
「確かに一人暮らしは…ハードルが高いね。
魅菜…あまり意固地にならずに聞いて欲しいんだけど、
この妖界で安全な場所はおそらく…黒の家だと思う。
こう見えても黒は有数の大妖怪の1人…
さっきの山猿レベルなら簡単に追い払える。
それに優しい。
俺は、人間界の夜の山の管理人だから魅菜をずっと守ってあげられない……
ここは一先ず黒の家の家事手伝いをして生活してみればどうかな?」
魅菜
「(´・ω・)」
(意固地?…わたし、意固地になってる??)
今までの自分を振り返る。
黒
「ブスッ!どうすんだよ!」