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A N I S A K I S .

第6章 眞琴くん





奥の部屋に着くと、



私は広い部屋の隅に座った。






魅菜
「………」








座って部屋を見渡す。



囲炉裏があったり…



立派な柱がむき出しになっている天井…




赤月が綺麗に見える縁側…




古き良き日本の古民家のようだ。








(人間界にあったら…

観光スポットになってそうだな…)








暫くはそうやって、


部屋を見渡して楽しんでいたけれど…



20分…



30分が経ち、いよいよ暇になってきた。








(今なら逃げられるかも知れないんじゃないか?)








なんて考えちゃっている。









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