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A N I S A K I S .

第6章 眞琴くん





すると黒さんが私を背後に隠し、


男の子に話しかけた。










「お前には関係ねぇーよ。

あっちに行っちまいな!眼鏡のくそガキが。」








男の子に対してあからさまな態度で接する黒さん。









「いやだなぁー。関係なくはないですよぉ?

だって僕とその女の子はこの世界ではかけがえのない"同志"なんだから。」








黒さんの背後から顔をヒョイと出し、


男の子を見る。







魅菜
「(´・ω・`)…」







(同志…って言う事は……)









「お前とブスは同志なんかじゃねぇ!

お前は…うん百年も生き続けてる死に損ないじゃねぇーか!!」









「なんですか?死に損ないとは?

ただ…少し長生きをしているだけですよ( ◠‿◠ )

狼さんはおかしな事を言うんですねっ。

……ねぇ!キミ!僕と少し散歩しない!?」







(!!)








男の子は私に話しかけてきた。








魅菜
「…えと…黒さん……」








私はどうすれば良いか分からず黒さんに聞く。









「シカだよ!

シカのシはシカトのシ!

シカのカは駆け足で逃げろのカ!

コイツに関わるな!ほら行くぞ!!早くしろってんだい!」









(シカ?…あの避難訓練とかに使う言葉的な?)






"グイッ"









魅菜
「きゃっ💦」









私は黒さんに腕を掴まれ男の子から離れていく。









「キミーッ!近々、絶対に"2人きり"で逢おうねぇー!」








私に向かって叫ぶ男の子









魅菜
「(´・ω・`)ノ"」









私は黒さんに引っ張られながらも、


"人間"というだけで親近感がわいている部分もあるから手を振り返事をした。









「( ◠‿◠ )ノ"」








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