第5章 飼い慣らし
灯翠は、しだいに自ら快楽を求める、従順な性奴隷となっていった。
男がいない時は、灯翠はベッドに繋がれ、胸とクリトリスにローター、Gスポットと菊穴にバイブを入れられた状態で放置されている。
多くの性感帯を責められているが、振動は弱く設定されていて、なかなかイくことはできない。
灯翠はそれでも、喘ぎ、腰を振り、快感を求め続けている。
いつものようにベッドに繋がれ、玩具を付けられていた灯翠のもとに、男が帰ってきた。
「もうベッドがびちょびちょだよ?えっちだね?」
男は灯翠をベッドから解放し、目隠しと口枷を取った。
「ぅ…早く、気持ちよくしてください…」
そう懇願する灯翠を、男は鏡張りの部屋へ連れていった。
首輪を付けられ、ボンテージ姿になっている自分を見て、灯翠は恥ずかしさでさらに濡れてしまう。
男は部屋の床に置いてある鏡を指さした。
「ここに跨って?」
鏡には、ディルドが固定されている。
「ほら、自分でこのおもちゃ挿れてみて?」
灯翠は、大きなディルドの上に跨った。
「ぅ…はぁぁぁ、んっ…!」
ゆっくりと腰を下ろすと、ぬぷ、という厭らしい音とともに、灯翠の秘部がそれを加えこんだ。
「ほら、灯翠、よく見て?
どこを見渡しても灯翠の変態な姿が良く見えるね。…接合部もね」
灯翠は顔を赤らめたが、それがさらに興奮をそそった。
男に言われるまでもなく、腰を降り始める。
「ん…っ、あぁ、ぁ、はぅん…っ!」
「灯翠はほんとにえっちだね?こんな玩具咥えこんで、腰振って…」
「あ、ちが…っ!」
「違わないよ。ほら、よく見て?」
灯翠は鏡を見た。
そこには、恍惚とした表情で腰を振り、快楽を貪る自分の姿。
下の鏡には、びしょびしょになってディルドを咥え込む自分の秘部。
恥ずかしい。
そう思っても、止まらない。