第5章 飼い慣らし
「ほら、こっち」
「う…」
灯翠は、首輪を付けられ、四つん這いになって男にリードを引かれていた。
その姿は、まるで犬の散歩のようだ。
普段灯翠が閉じ込められている調教部屋の中を、男はリードを引っ張って連れ回す。
灯翠には、首輪のほかに、目隠しをされ、口枷も付けられていた。口枷からも鎖が伸び、それは首輪につけられたリードに繋がっている。
身体は黒いベルトで拘束され、ボンテージ姿になっていた。
「目隠ししてるけど、ちゃんとリード引いてるから怖くないよ。…ほら、ここ登って?」
灯翠は、男に促され、ベッドをよじ登る。
「じゃあ、ほら、ちゃんと膝立ちして?」
言われた通り、灯翠はベッドの上に膝立ちになった。秘部からは、すでに蜜が溢れ、太腿に垂れている。
「まだ何もしてないのに、もう感じてるの?」
「ふぁ…」
「じゃあ、自分でクリトリス触ってみて?」
男の命令に、灯翠は、ゆっくりと自分の秘部に手を伸ばした。
そして、自らクリトリスを刺激しはじめる。
「ん…っ」
口枷から声が漏れる。
「ふ…ぅぅっ、んん…っ」
灯翠は、クリトリスだけでなく、膣内が疼いているのも感じた。
無意識に膣口に伸びた手を、男が掴む。
「…だめだよ、そこは」
男は、灯翠の口枷を取った。
「ちゃんと許可をとって?」
「ぁ…う、おねがい、します…」
「なにが?」
「中も、触らせてください…」
「クリだけじゃ足りないの?」
「はい…」
「灯翠は欲張りだね。許してあげる」
その言葉を聞くやいなや、灯翠は膣口に手を伸ばした。クリと中を、同時に刺激し、腰をくねらせる。
「ぁあ…っ!ぁ、んぁぁ、、、っ!」
びしょびしょになった秘部を、灯翠は自分で虐め続ける。
「はぅ…っあ、あぁ…っ、」
「ほら、もっと腰振って?」
「あ…っ!ん、んぁぁっ…!」
灯翠の腰を振る速度が早くなるごとに、声も大きくなる。
しばらくして、
「ああああっ!」
身体がびくんと跳ねた。
「ちゃんと自分でイけたね、いい子だ」
灯翠は秘部をひくつかせながら、嗚咽に近い鳴き声をまだあげていた。