第1章 入学式
仁花side
_____________________________
仁「どこォ〜私のクラス〜」
仁花は今、1年の校舎の4組の前にいる。
仁「ドコォ〜、はぁ、1組から順に見てきたけど、ないなぁ。」
そうして、5組に着いた仁花は、鞄を落としてしまった。
仁「あ・・・・・・あっ・・・た・・・。ごご5組・・・だと!?」
仁「あわわわ、ごごっごごご五組って確か学年で一番頭良いクラスじゃ・・・私なんかが入ってもいいのかな・・・・・・( ゚д゚)ハッ!何でお前なんかが5組なんだ!って誰かの恨みを買って、刺されっ(((((((( ;゚Д゚)))))))ヒィィィィ」
刺されることに怯えていると、後ろから、
?「・・・あの、」
・・・・・・声をかけられた。
「ヒィャァァア(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!こここここ、殺さないでくださいぃいい、命だけはご勘弁をぉおおお」
仁花はプチパニックだ。
だが、声の主は
?「大丈夫。私、あなたの事殺す気ないから」ニコッ
、と言ってきた。
仁「えっ!ってことは(私は見ず知らずの人に対して殺されるって言ってしまったんだ!・・・それってものすごく失礼じゃない?!)・・・すみません!初対面でいきなり不審な態度をとってしまって、本当にすみません!」ガバァ!
?「だ、大丈夫・・・それより、これ、落としたよ。」
仁「あっ!いつの間に、・・・すみません!ホントにありがとうございます!これ、凄く大切な物なんです。無くしたら本当にいやで、だから本当に、ありがとうございます!(私、なんて馬鹿なの?パパにもらったハンカチだって言うのに・・・)」
?「いや、全然大丈夫。てか敬語じゃなくていいよ。これから1年間同じクラスメイトなんだからさ。」
仁「えっ!年上かと思った(そっか、同い年か・・・そっかそっか、)・・・そっかぁ、クラスメイトかぁ、なんか、安心したぁ〜」
?「そ?」
仁「うん!あ、名前は?私、谷地仁花です!」
伊「吉田伊吹。伊吹でいいよ。てか伊吹って呼んで。」
仁「えぇえ!、呼び捨てだと!?ハ、ハードル高い・・・伊吹ちゃんじゃダメ?」
伊「ダメ。ちゃん付け苦手なの。お願い仁花ちゃん。」