第1章 入学式
伊吹side
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伊「(えーと、私のクラスはっと・・・あった。五組ね。)」
?「はわわわ、ごごっごごご五組って確か学年で一番頭良いクラスじゃ・・・私なんかが入ってもいいのかな・・・・・・( ゚д゚)ハッ!なんでお前なんかが五組なんだっ!って誰かに刺されっ、(((((((( ;゚Д゚)))))))ヒィィィィ」
伊「(何だあの子・・・同じクラスの子か・・・あ、ハンカチ落としたな、今、渡すか。)・・・あの、」
そう言って、肩に手をぽんと乗せると・・・
?「ヒィャァァア(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!こここここ、殺さないでくださいぃいい、命だけはご勘弁をぉおおお」
と、私に拝んで?きた。
伊「大丈夫。私、あなたの事殺す気ないから」ニコッ
?「えっ!ってことは・・・すみません!初対面でいきなり不審な態度をとってしまって、本当にすみません!」ガバァ!
伊「だ、大丈夫(凄く勢いのある90度のお辞儀だ・・・ってそうだ、ハンカチ渡さなきゃ。)それより、これ、落としたよ。」
?「あっ!いつの間に、・・・すみません!ホントにありがとうございます!これ、凄く大切な物なんです。無くしたら本当にいやで、だから本当に、ありがとうございます!」
伊「いや、全然大丈夫。てか敬語じゃなくていいよ。これから1年間同じクラスメイトなんだからさ。」
?「えっ!年上かと思った・・・そっかぁ、クラスメイトかぁ、なんか、安心したぁ〜」
伊「そ?」
?「うん!あ、名前は?私、谷地仁花です!」
伊「吉田伊吹。伊吹でいいよ。てか伊吹って呼んで。」
仁「えぇえ!、呼び捨てだと!?ハ、ハードル高い・・・伊吹ちゃんじゃダメ?」
伊「ダメ。ちゃん付け苦手なの。お願い仁花ちゃん。」
仁「・・・分かった。じゃあ私のことも仁花って呼んでね!」
伊「!・・・分かった。」
仁「・・・・・・よ・・・」
伊「?」
仁「・・・よかったァーーーーー!高校に入って一番最初の友達が、こんな優しい人で、本当によかった..(´>ω<`)ありがとう、伊吹」
伊「(!・・・友達・・・か。)こちらこそっ」ニコッ
伊「(ごめん、仁花。私まだ、心から信じられないや。)」