第1章 幼馴染み。
24歳、咲の恋人は餡子です。
一週間に一度は餡子食べてないとやっていけません。
でも、餡子はカロリーが高いので2週間に一度食べることにしています。
「今日は何にしようかなー。」
「豆大福が良いよ。」
仕事帰り行きつけの和菓子屋さんにきて選ぶ。ここの和菓子屋はすごく質がよくて餡子が美味しい。しかも、店長のお婆ちゃんが凄く良い人。
私のことを覚えていてくれて、おすすめの和菓子を教えてくれる。
そんなお婆ちゃんに癒やされる瞬間である。
仕事疲れの体はお婆ちゃんと餡子で凄く癒やされて、豆大福を2個頼んだ。
ガラガラと扉が開く音がして誰かが入ってきたらしい。
それを気にせずに「豆大福2個お願いします」と声をかけた。
「お、咲じゃないか。お久しぶりだな。」
「え、嘘!?轟さん!!??」
まさかのエンデヴァーが和菓子屋にきました。
しかも、顔見知りで驚いて声が出る。そんな声にも気にせずにお婆ちゃんは「咲ちゃん、終わったよ。」と声をかける。
「エンデヴァーさん、久しぶりじゃないの。」
「ご無沙汰しております。」
エンデヴァーさん及び、轟さんもここの常連客だったらしい。まぁ、分かる気がする。
だってここの和菓子は美味しすぎるし、なんせ轟さんはお家も良い和屋敷ですからね。だから和菓子好きと見た。
轟さんは団子と今日おすすめされた豆大福をお婆ちゃんに頼んだ。