第1章 好きな色は?
「ね~、みきちゃんの好きな色は~?」
「なんだと思う?当てたらいいよ~」
「え~、もうそれ教える気ないでしょ?」
「笑、そんなことないよ」
「うーん。紫」
「違うよ~、」
「え~じゃあ、赤?」
「ぶー」
「青!」
「ちーがーうー」
「緑?」
「ううん」
「じゃあ、白!」
「違う~」
「えー、、、、まさか!」
「?」
「黄色?」
「・・・せーかーい」
「えー!なんで?!いつも服とか青とか紫じゃん!」
「好きな色と着たい服の色が比例するなんて誰が言った?」
「そうだけどさー。なんで、黄色好きなの?」
「ん?、内緒。」
「何それ~、教えてよ~」
「いやだ~」
貴方の色だからなんて、
恥ずかしくて言えないんだよ。
だって、私はあまのじゃくだから。