第8章 死んでもボク!【十四松】
何時間かわからないくらい鬼ごっこをしたあと、かくれんぼもだるまさん転んだも影ふみもあやとびもして、また一松兄さんとおそ松兄さんはぶっ倒れた。
ボクは遊びならまだまだイケるけど。
「い、意外とハードじゃん……」
「……きっつ」
「あー!面白かった!
じゃあ、また明日ね!」
「「はいぃ!?」」
おそ松兄さんと一松兄さんが返事したときには桜ちゃんはもういなかった。
そのあと、
兄さん達が「先帰る」ってふらふらと球場から出て行ったあと、ボクはグラウンドの整備をしていた。
どんな場所でも球場は大事にしなきゃね!
「あれ?まだいたのー?」
声をかけられ、振り返りボクはギョッとする。
突然、タオルを首にかけたTシャツ短パン姿のボンキュッボン!の可愛いお姉さんが現れたからだ。
「え?誰……」
「ん?
あ、あー……十四松、桜だよ」
「へ?」
確かに顔は似てるし髪はサラサラ黒髪だけど、桜ちゃんはちっちゃな女の子だ。
こんなボンキュッボンのエロ可愛い感じじゃない。
「着物汚れちゃったし、お風呂入るときはこっちのほうが楽だから」
「ら、楽って……本当に桜ちゃんなの?」
じっと見るとどうしても膨らんだおっぱいを見てしまうボク。
ていうか、Tシャツ透けてるし!乳首見えてるし!
ノーブラ!ノーブラ!
エロい!エロい!
「普段は子供の格好なんだ。仕事楽だし、あんまりしなくていいし」
「ふ、ふぅーん……」
そう言ってタオルで少し濡れた自分の髪を拭いている。
おっぱい揺れてる!おっぱいがーっ!
「…………。
十四松、おっぱい好きなの?」
ボクがおっぱいから視線を外していないのに気づき、桜ちゃんは不思議そうに言った。
「好き」
素直に答えると桜ちゃんは噴くように笑った。
「……じゃあ、触る?」
「え!いいの!?
あっ、でもボク泥だらけだよ!」
「いいよ、またお風呂入るから…」」
「で、でもさ……」
「十四松、いっぱい遊んでくれるし、面白いし、触ってもいいよ」
お、面白いから……?
でも…ラッキーなのかな?これ。
桜ちゃんの視線にドキドキしながら、ボクはおっぱいへと手をのばした。