第1章 あの世であなたを脱がせたい【おそ松】
「そしたら、次はパンツを下ろそうか……って、んんっ?」
おそ松さんの手が止まる。
もう、恥ずかしい!
私は顔に熱が集まるのを感じながら、彼を見上げた。
「着物なので下着は履いてないですよ……?」
おそ松さんがみるみる真っ赤になっていく。
「マジで……?」
「まずかったですか?」
「…………」
おそ松さんは黙り込んだ。
「あの……? 何かだめでした?」
途端におそ松さんは私をぎゅっと抱き締めた。
「だめじゃない! 最高っっ! これなら絶対死者も喜ぶこと間違いなし! てか、俺がすでにめちゃくちゃ喜んでる!」
おそ松さんの指が繁みを掻き分け、秘唇に触れる。敏感な花弁をつうっとなぞられ、とろりと蜜が垂れてきた。
「あ……ンぅ……そこは……」
彼の指はクチュクチュと花びらを可愛がる。
「すっげぇ、濡れるってこうゆうこと!? とろとろじゃん! 指、入っちゃいそう」
次から次へと湧き出てくる愛液を絡め取り、おそ松さんの指が蜜口へと突き立てられる。
「んっ……だ、だめぇっ……」
ぐちゅっと指が飲み込まれ、奥までゆっくり突き進む。
「はあっ……中ってこんなにぬるぬるなの? 女の子ってヤバイな……」
彼が熱っぽい瞳で私を見つめる。
「生きている間に経験しなかったんですか……?」
私の言葉におそ松さんは笑う。
「童貞ニートじゃ、経験しようがねぇからなあ」
「え? ニート!?」
おそ松さんは答えずに指を動かし始めた。ジュボジュボと出し入れしながら、私の唇に唇を重ねる。