第1章 【か】勝気な君へ☆
私がホッと息を吐いた所で、また別の意見が挙がる。
峰田君が、挙手しながらニヤリと笑った。
峰田
「爆豪の顔にパイ投げてやろーぜ」
薙景
「良いねぇ」
それには大賛成。
緑谷
「Σパイ投げ⁉︎かっちゃんにそんな事したら、絶対大変な事に…‼︎」
オタク君だけが、顔を青くしてる。
緑谷
(かっちゃんの激怒が目に浮かぶ…)
芦戸
「オモシロそー!」
薙景
「パイ塗れになる爆豪君が見れるなら、私もちゃんと参加しようかな」←
風利
「姉さん…それはどうかと思う」
薙景
「良いじゃん別に」
皆で少し話し合った結果、パイ投げ案は却下になった。
割と賛成意見もあったけど、オタク君や飯田君の反対が強かったから。
言い出しっぺの峰田君も、本気じゃなかったみたいだし……うーん、残念。←