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【短編集】慟哭のファンタジア【HQ】【裏】

第3章 ジャンヌダルク2(及川徹)


少し間を開けて、またすぐに塞ぐ。
我慢できず、片手は制服にさしかかった。
「ん、やぁっ!」
無理やり唇の拘束から逃げると、脱がされることを拒否する言葉が落ちてくる。
「、雷、克服したいんでしょ?」
「ぐ…」
抵抗をやめて、手を受け入れてくれる。
服の下からそれを入れると、モコモコした生地に触れ、一瞬なんなのかわからなかった。
あれ?ホックは?と手探りに身体を一周触る。
「な、何…?」
ブラウスを全開にし、モコモコの正体を視覚化するが尚もわからない。
「何これ」
「したぎ……」
「え、可愛いね…」
つるぺたのは、つるぺたなりの装備をしていたが、年相応な物よりも好みだった。
薄手の生地を何枚か重ねて、ギャザーを寄せて縫製してあるそれは、より一層女の子らしさを醸し出しており、肩紐についている太めの飾りリボンは華やかだ。
(うわ、俺、ガチでロリコンなんじゃね…?)
初めて知る自分の性癖に少しがっくりとなる。
ふわふわの布から手をさしこんで、気持ちそこにある膨らみを触りながらも、口を塞ぐ。
小さな突起を指で爪で押せば、くぐもった甘美な声が脳内に反響した。
「…っ、せ、ん、あっ、なんか、へん…っ、なのぉ…」
「どういう風に?」
「あ…おなかが、ぞくぞくするぅ…」
きゅーっと音がしそうなほど目を瞑り、頬が赤く染まる。
「お腹だけ?」
「やぁっ、いえない…っ」
無意識だろうが、顔を見られたくなくて己の腕に手を回し、身体を寄せてすがってくる。
元からそう頑丈でない理性がぷっつりと切れて、本能が暴れだす。
調整しても尚ホックを詰めてあるスカートを剥ぎ取ると、上とお揃いの可愛らしい下着。
ふわふわとした布地が、逆に扇情的だ。
(つか、逆にエロいというか、燃えるんだけど…)
ゆるゆると簡単に取れたそれの下には、これまた見た目にぴったりなまっさらな下腹部。
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