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黒子のバスケ  ~俺の愛する人たちへ~

第24章 次こそ勝つ ~青峰大輝~


俺はしかたなく屋上にむかった
そこには、久しぶりに香音の姿があった

「青峰君こっちだよ。とりあえず座ろっか」

「あぁ」

そういって、俺たちはその場にあった椅子に座った
こんなにも空気が重いのは初めてだ
なんて話せばいいかわかんねぇ

「あっあのねっ青峰君」

「んだよ」

「試合お疲れ様みてたよ すごくかっこよかった!」

「嘘ついてんじゃねぇよ!負けちまったらなんもなんねぇじゃねぇか! お前だって思ってんだろ!? かっこ悪いって」

やべっ言い過ぎちまった

「違うっ! それは違う 確かに負けるのはかっこよくはない
けど、最後まで頑張ってたじゃん!あきらめてなかったじゃん! 今までのどの青峰君よりも一番かっこよかった! だから・・・だから別れたいなんて思わないでッ! ずっと、一緒にいてっ!お願い!」

「っ!」

涙!?泣いてんのか!?

「ごめんねっ気持ち悪いよね。無理だよねゴメンいい子ぶって」

思い返せば香音との思い出がよみがえる
始めてデートした日

「チッ!わぁったよだから・・・泣くな」

「えっ!?」

「お前の涙見てるとこっちも泣きそうになんだよ」

「青峰君」

「悪かったな香音」

「うぅん気にしないで。帰ろっ?」

「そうだな その前に」

チュッ**

「ずっとしてなかったからな」

「大好きだよっ青峰君!」

「お前そんな恥ずかしいこというんじゃねぇよ!」

次こそは勝ってお前にかっこいい姿みせるからな香音
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