第22章 バレンタインは戦争だ! ~紫原敦~
香音side
どっどうしよう・・・
今日はバレンタイン
もちろん、女の子にとっての一年間の行事の中でも、1,2を争う超大事なイベントだ
もちろん、彼氏のむっくんにチョコはあげる
いっぱい食べれるようにたくさん作って大きい袋に入れた
なっなのに・・・
むっ君モテすぎだろ!!!!
周りには女子女子女子
正直いってすきがない・・・
「あっカノちん~~!! どうしたの~?」
きずいたっ!
その瞬間女子の女子のにらみ・・・
女の嫉妬って・・・怖い・・・
そんなことを一日中ずっと考えながら私は過ごした
とうとう、部活の時間になった
チョコはまだ私のところにある
「香音どうかしたのかい?」
「氷室先輩!?」
「どうしたの?」
「いやっあのぉ。むっくんにチョコを渡したいんですけど、周りの女子がすごすぎて渡せないんですぅ!!!!どうすればいいですか!」
「あぁ、敦の機嫌が悪い理由はそれか」
「え!?むっくん怒ってましたか?」
「いや、わからないけどかなり機嫌悪かったよ。 香音が早くチョコを渡してくれないからじゃないかな。 今日は、俺とは一緒に帰らないだそうだ。香音やることはわかっているだろう?」
「氷室先輩ありがとうございます!!」