第19章 心配なんだよ ~青峰大輝~
香音side
「あっ暑い…」
なんなんだこの暑さ
私たち桐皇学園バスケ部は昨日から合宿が始まってる。
さすがに、青峰君も来てるし練習もしてる
本気じゃないけど…
「柏木お前顔色悪いで?大丈夫か?」
「大丈夫です!! お気遣いありがとうございます!!」
「いや そんな緊張せんでもええで」
「いや、そんなわけではありません!!」
私は、急いで、マネージャー業務に戻った
なんだか、視界が暗い
頭が割れるように痛い…
「おーい!! 柏木ぃ!!」
「はいっ! ってえぇ!? 今吉先輩が2人いる!?」
「はっ!? なにゆーてんねん 俺は1人しかおらんで」
「え?」
その瞬間私の記憶が途絶えた