第9章 必ず勝ってくる ~火神大我~
香音side
今まで、試合は観に行ってたけど
実は、大我のシュートを近くで見たことはない
(あぁぁぁ!!! 楽しみだぁぁあ)
バスケコートについた
「ついたぁ! はい、早速、大我のシュート見せてよ」
「はっ!? いきなり!?」
「うん だって、見たいんだもぉん」
「うんまぁ、いいけど… じゃあ、そのあと1on1やっぞ!!」
「えっ!? 勝てるわけないじゃん」
1on1はもちろん大我の勝ちだった
シュートもすごかった
「うっしゃぁ! じゃあ帰っぞ! それより、なんかあったのか? 」
え?
「どうして、そう思うの?」
「いや、いきなり、バスケしたいとかいうし・・」
私は、とうとう泣いてしまった
「だってぇ、もうwcも始まって 大我に会えなくなっちゃてぇ グスッ さっ、寂しいんだもん!」
「はぁぁ、んなことだと思ってたよ 大丈夫だ すぐ優勝して帰ってくる」
そして、大我は私を優しく抱きしめてくれた
ようやく泣き止んだ私は帰ることにした
「大我ぁぁ 絶対優勝してねぇ」
「おう!! 当たり前だ!」
ずっと、応援してるよ
大我