第40章 私のヒーロー ~日向順平~
次の日
朝大好きなふわふわのベッドから起きても私の気分は悪かった
今日で何もかもが終わってしまう
「香音いらっしゃったぞ!降りてきなさい!」
「はい」
「こんにちは香音さんですね 僕は悠希といいます よろしくね」
私の目の前に立っていたのは、高身長、顔もなかなか
これが世にいうイケメンか・・・
順平のほうがいいな
「これ香音さんに・・・」
そういって悠希という男は私の目の前に小さな箱を取り出した
「これから一緒に暮らす香音さんに最初のプレゼントです。
これから僕と一緒に暮らすほんの序章と思ってください」
そういって小さな箱から出てきたのは輝くダイヤモンドがはめられた指輪がでてきた
なんだろうこの人・・・ナルシスト?なんて答えればいいんだろう・・・
「あっえっとその・・・」
「受け取る必要なんかねぇよ」
「え?」
この声・・・
「順平!?」
「わりぃおっさんちょっと香音借りるわ」
「おっおい!君!」
「えっ順平!?ちょっ」
私は腕をつかまれ走り出した