第34章 本当に好きなのは ~宮地清志~
香音side
今日は、清志くんとデートです!
久しぶりだからすごくドキドキしてる!
場所はもちろん秋葉原ですww
しょうがないのか清志君のためなら我慢だ!
「ごめん!香音!待った?」
「うぅん私も今来たところじゃあいこっか? っていってもどこにいくのか分からないけど・・・」
「もちろん最初は公演見に行くでしょ!」
「うん分かった・・・じゃあいこっか!」
「おう! あぁ早くみゆみゆに会いてぇぇ!」
はぁぁぁ今日もまた同じようなデートになりそうです・・・
早速劇場についた私たちはチケットを買い中に入った
まぁその瞬間の清志君の顔は・・・
見なかったことにしたい
公演が始まり、会場が暗くなる
「おい香音足元きをつけろよ」
「うん大丈夫! ありがとう」
こういう気づかい優しいんだよなぁ
最初は、ただの口が悪いアイドルオタク⇚
なんて思ってたけど、彼の本当の姿を見てから清志君のことしか考えられなくなって・・・
「ゴーゴーみゆみゆ!がんばれみゆみゆ!」
まぁここまでの重症とも思わんかったが
公演が終わり、私たちは近くのカフェに行った
やっと二人になれたぁぁ
「ねぇ清志君、公演すごかったね」
「あぁ、やっぱみゆみゆかわいいよなぁ」
「うっうん・・・そうだね」
「あっ!限定グッズの発売時間まで5分切った!俺ちょっと行ってくるから待ってて!」
「え!? あっうっうん」
どういうこと!?ふつう彼女ほったらかしで行く!?
「それはさすがに傷つくよ・・・」
清志君は本当に私のこと好きなの?