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黒子のバスケ  ~俺の愛する人たちへ~

第26章 彼を考えるだけで ~伊月俊~


楽しいのは楽しいけど・・・
俊君の話は試合の話しばっかり・・・
本当に私のこと好きなのかな?

こんなに好きって思ってるのは私だけ?
この思いは違うの?
あぁだめだ
そんなこと考えたら余計悲しくなる

「大丈夫?香音表情暗いけど・・・」

あぁやっぱり私だけだ

「もうっやだっ本当に俊君は私のこと好きなの?」

「えっ?」

「こんなにも好きって思ってるのは私だけ? 俊君の頭の中に私はいないの?」

あっ言い過ぎた

「ごめんっ いいすぎた 気にしないで!ごめんね気持ち悪くて・・・ごめんっ今日はもう帰ってくれる?」

「香音っよく聞いて」

「えっ?」

「ごめんっ確かに俺自分の話したいことばっかり話して全然香音の気持ち考えてなかった。でも俺の頭の中は香音でいっぱいだよ。試合の時も寝る時もずっとずっと」

「俊君!」

「俺はこの先もずっとずっと香音しか好きにならない。俺バカだからこの先もまた香音の気持ち考えずに話しちゃうかもしれないでも、俺はずっと香音が大好き」

「うぇーん!俊君そんなこといったら、泣いちゃうよぉ」

「泣くなよ! じゃあこれで許して」

「チュッ」

そっと俊君の柔らかい唇が重なった

「長いキスで長生きす!キタコレッ!」

「こんな時にダジャレっ!?もう最低!アははっ!」

「ごめんごめん許して!」

「じゃあもう一回!」

「仰せのままに」

大好きだよ俊君
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