第11章 朝暉
【智】
ママ~って……
翔くんって、そういうキャラだったっけ~!?
もう…
今日一日で俺の中の翔くんのイメージがらっと変わったし…
いきなり始まった赤ちゃんプレイに、若干戸惑い(決して引いてるわけ…じゃない…たぶん…)つつも、ちゅーちゅー吸われてる乳首は、超絶気持ちいいわけで。
「翔くん…ママのおっぱい、もっと吸って?」
仕方なく、乗ってやることにした。
あくまで、仕方なくだからねっ!
「おっけー♪」
翔くんは満面の笑みになると、更に強く俺の乳首を吸い上げる。
「んんっ…あっ…」
つい声を漏らすと、なぜか翔くんがしかめっ面になった。
「ママ~、やらしい声出さないで!」
「ええ~っ!?無理だよぉ」
「だっておっぱい吸われてそんな声出すの、変でしょ~?」
「そうだけどぉ…仕方ないじゃん!めちゃくちゃ気持ちいいから出ちゃうんだもん!」
言い返すと、にま~っとやらしい顔で笑う。
「そんな気持ち良かった?」
「うん、めちゃくちゃ」
「ふ~ん…じゃあ、これは?」
いきなり、ズンッと奥まで突かれて。
「あんんっ…」
ビリビリッて。
快感が脳天を突き抜けた。
「これとおっぱい吸うのと、どっちが気持ちいい?」
そのまま焦らすようにゆっくりと腰を揺らしてくる。
「どっちって…んっ…どっちも、気持ちいいもんっ…」
「ほんとに~?」
「んんっ…ほん、とっ…ねぇっ…翔くん、もっと…」
もっと強烈な快感が欲しくって。
強くその背中を引き寄せた。
「もっと、突いてっ…」
「…っく…智くん、締めすぎっ…」
「だって…」
早く翔くんとひとつになりたいもん!
正直に言うと、翔くんは一度目を真ん丸にして。
「もう…あなたってさ…」
それから、とびっきりの優しい微笑みを浮かべた。
「一緒に、イコっか」
その大好きな微笑みに。
きゅうぅっと胸が高鳴った。