• テキストサイズ

kagero【気象系BL】

第11章 朝暉


「今度は、俺にさせて?」

そう言うと、翔くんはにっこり笑って。

大の字に寝転んだ。

「はい、どーぞ♪」

大きく広げた足の中心には、ちょっと元気をなくしたしょおくん。

「ちょっと萎えてるじゃん」
「しょうがないだろ~。智くんが泣いたりするからさぁ」
「泣いてないしっ!」

またもくだらない言い合いをしながらしょおくんを握ると、ぴょこっと震えた。

「あ、ちょっとだけ元気になった♡」
「そりゃあそうでしょ~。だって好きな人に触られてるんだからさぁ」

そんなこと言われて。


張り切らないわけないっしょ!


俺は勢いよくパクッとしょおくんを食べた。

「あっ…」

可愛い声が聞こえた。

口を窄めて上下に扱きながら、さっき翔くんがしてくれたように、片手で袋を包んで優しく揉んでみる。

「は…ぁっ…智くん、それ気持ちいい…」

翔くんの声に、甘~い吐息が混ざって。

もっともっとその声が聞きたくて、扱くスピードを上げた。

「あっ…ちょっ…そんな、頑張らなくていいからっ…」

なんて言いながら、広げた足が更に大きく広げられる。

そうすると、奥にある小さなお口が見えて。


いいこと思いつ~いた♪


俺は、ちゅぽんっと音を立てて翔くんを口から出して、袋を揉んでた手で握り直し、激しめに擦った。

「あぁっ…はげしっ…」

翔くんがそっちに気を取られる隙に、もう片方の指を唾液で濡らして。

翔くんの後ろのお口に、そろりと伸ばす。

くるりとまだ硬い入り口を撫でると。

翔くんはビクッと震えて怯えた目を向けた。

「えっ…さ、智くんっ…!?」
「ここ、もーっと気持ちよくなるよ♪」
「ちょっと待ったっ…」

慌てて止めようとした手を払い除けて。

人差し指を、中につぷっと埋め込んだ。

「あーっ……!」

/ 351ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp