第12章 恋をしよう(AQUA)
ベットの上にありったけの洋服を並べて悩む一松。
「どうしよう……服……。初デートだし……おしゃれなの着た方がいいのかな……。それともいつも通りでいいのかな……。」
服を見ながら眉間にシワを寄せる一松。
1枚1枚の洋服から彼の反応を想像する。
それで第1候補となったのは紫と白のストライプシャツとジーンズだった。
服が決まったと思ったら、ベットに顔を埋める一松。
「……二人きりじゃん。」
そんな当たり前のことに一人で照れる一松。
それを彼が見ていたら鼻血を出していただろう。
一松の目線の先で手を振る彼。
目が合う。"好き。"
人の多い通りでさりげなく手を繋ぐ。"……好き。"
妄想だけは誰よりも上手いと思う。
いつか……バレるかな。
……バレてもいいかも///
隣にいたい。同じがいい。
赤い運命の糸があればいいのに。
あぁ。今夜はどんな恋に落ちるのだろうか。
そんなことを思いながら眠りについた。