第5章 カゲロウデイズ(パーカー松)
〜おそ松side〜
「んー!よく寝た……。」
布団から体を起こして大きく伸びをする。
時計を見ると8月15日の12時半くらい。
てんきがいいな……。
下に降りると一松が暇そうな顔で扇風機の前に座っていた。
俺は一松を誘って外に出た。
「あっつ……」
「あっちーな!」
そんな会話を交わしながら久しぶりに赤塚公園へ向かう。
なんとなくだけど。
別に用事とかないし。
ゆっくりしようかなって思っただけ。
ブランコに座ると一松のところに黒猫がよってきた。
「やっぱり猫にモテんねー!」
「ヒヒっ……いいでしょ……」
「んー、俺は女の子にモテたい!」
「笑い」
「くちでいうなよ!」
そんなふうに笑い合っていると一松に撫でられていた猫が一松の膝から飛び降りて公園の外に飛び出して行った。
「まてっ!」
一松がその猫をおう。
……嫌な予感がした。
俺も急いで一松の後を追う。