第4章 デンドロビウム・ファレノプシス(末松+彼女ちゃん)
この溢れる想いをキミに伝えることが出来ない。
こんな辛いことは無いよね。
でも、知ってるんだ。
キミは誰よりも優しくて一途だってこと。
だからボクはそれを利用しようとする。
キミへの愛を歌に込めて歌い続ける。
キミは変わらずあの太陽みたいな笑顔で笑っていてよ。
ボクの前では兄さんぶって涙を見せないようにして強がってるみたいだけど、あの日キミが初めて見せた涙を思い出すだけで、ボクはまた強くなれるの。
二人で涙を流し合えばいつか二人で笑い合える日が来るはず。そうでしょ?
キミに贈る黄色の花束にこの唄をのせるよ。
……密かにのせた花言葉が君に届きますように。