第1章 地球最後の告白を
君が知らない間に幸せな灰になった。
その後で僕は今更君が好きだって気づくんだ……。
中学生の時は早く大人になりたいと思っていたけど、
周りが忙しそうにしているのを見ていつの間にか僕も「大人になりたくない」って思うようになってた。
だから、子供の時間を満喫するかのように走り回っていた。体力無かったけどね。(今でもないけどw)
その時に僕にある悪戯が訪れた。その悪戯は不老不死のお節介……。
「そこのキミ!」
どこかから声がした。
僕は辺りを見渡したけど人の姿はない。
「上!上!」
上?上を見ると僕と同じぐらいの年の男が木にぶら下がっていた。
「ひえっ!」
高いところが苦手だった僕はそれを見ただけで怖かった。
しかもその男は右腕に猫を抱えていたのだ。
「この猫頼むぞ!」
そう言ってその男は猫を離した。
そして、したに向かって落ちてくる。
「えっ!ちょっ!」
その猫を僕は必死に追いかけ、受け止めた。
「あぶなっ……」
「サンキュー!!ってうおっ!?」
「!?」
その男がいた木の方を見ると安心したのかバランスを崩して落ちそうになっている。
やばそう……。
でも、僕の腕じゃ受け止められない。
男は痩せているのにガタイがいい。それに比べて、僕の腕は白くて細い。まるで女の子みたいだ。
そんなことを考えているあいだにも男に限界が迫っていた。
「落ちるっ!」
「やばいな……これ。」
男が木から落ちる。
その間、時が遅く感じた。
ガサッと落ちる?音がする。
僕は目をつぶった。
「いててて……」
でも、その男は頭を掻きながら茂みから出てきた。
「えっと……大丈夫……ですか?」
「大丈夫だ……。ところで名前はなんていうんだ?オレは松野カラ松だ!」
「まつのからまつ……同じだ!僕は松野一松って言います!」
「同じ名字……それに似た名前……。もしかして運命かもな!」
そう言って笑った男。