第13章 粘着系男子の15年ネチネチ(カラー)
まず、一松sideから始まります。
今回はパイ整です。
そしてカラ一です。
カラ松→パイロット
一松→整備士
って感じで、恋人同士でした。
兄弟ではありません。
そんなふたりに不幸な出来事が起こります。
それはカラ松の乗っていた飛行機で起きた事件。
機内で何があったのかは誰も知りません。
生存者はいなかったのです。
そんな報告を受けた一松は現実を受け入れられません。
そして塞ぎ込みがちになっていきます。
すっかり引きこもりになってしまっていた一松に同僚がこんな言葉をかけました。
「手紙を書いてみたらどうだい?手紙ならもしかしたらカラ松くんも読めるかもしれないし。」
その言葉で一松は仕事にも行くようになり、彼のポエマー人生が始まったのです。
けれど現実はそんなに甘くありません。
最初は書き方すらもわかりませんでした。
がむしゃらに、おもったことをかいていただけ。
それでも、一松の救いになっていたのです。胸の奥にひめた思いを手紙に吐き出す。
すっかりこの感覚にハマってしまっていたのでした。
2年間、書き続けるうちにだんだんこなれていき、ネットにあげれば大盛況。
そして雑誌に投稿してみると、みるみるうちに社会問題にまで発展し、本格的にプロデビューをしました。
体を壊し、カラ松の大切さを改めて見に感じる一松。
カラ松の好きなところをひたすら思い浮かべる日々。
そんないくらか安定した生活をしていた一松に2度目の不幸が訪れてしまいます。
それは事故。
居眠り運転でした。