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許嫁は戦国武将〈イケメン戦国〉

第7章 満月


「葉月様すごくお似合いです
まるで天女様の様です」


『ありがとう鈴』


御殿に帰ると鈴が笑顔で出迎えてくれた


「今日から俺の部屋で過ごすから」


「はい。かしこまりました」


すれ違う時に葉月の耳元で
初夜でございますねと
囁いてから鈴は下がっていった


「....なに?」


『なんでもない...』


頬を染める葉月を不思議そうに見る家康
葉月は俯きながら家康の背を押して歩き出した


「はぁ...」


部屋に入るとため息をはきながら座わる


「アイツら祝言に口説くってどう言う神経してんの」


『大丈夫だよ
誰に口説かれても私は家康だけが好きだから』


「知ってる」


『んっ』


横に座った葉月を引き寄せ口づけた


「脱がせるの勿体ないけど
脱がしていい?」


こくっと葉月が頷いたのを確認して
腰に巻いていたリボンを解いた


「どうやって脱がすのこれ?」


『脱ぐから後ろ向いてて』


家康が後ろを向いたのを確認してもぞもぞとドレスを脱ぐ


「ふ~ん。そうやって脱ぐんだ」


『家康後ろ向いててって言ったのに...』


ギュッと後ろから抱き着いて
ドレスを葉月の手から奪い畳に落とした


「これも南蛮の着物?」


『っぁ』


つーっと首筋から胸元へと指を這わし下着の紐をクイッと引っ張った


『っ...これ..は...っん...下着』


「ふ~んこれどうやって脱ぐの?」


『うし...ろ』


「後ろ?」


ブラに手をかけるとパチンとホックが外れ家康は葉月の手から抜き取り畳に落とした


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