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Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]

第4章 上陸



「「「「あつーい…」」」」

気候が安定してきたからもうすぐ島に着くらしいが…
着くのは夏島。
いったん浮上してからまた潜水した船は地獄となっていた。


「ペンギン、風弱い…」
「うっせェ…おれも暑いんだよ…」
「ペンギーン。こっちに風きてなーい…」
「あづーい…」
「「てめェもあおげよ!」」
「すみません…」
「2人とも暑苦しいよ…」


シャチとおれとベポの部屋で寝っ転がってんのがなまえとシャチ。
2人を扇いでるのはおれ。
壁に寄りかかってんのは扇ぐ予定だったはずのベポ。

「なんでベポもジャンケン負けたのに扇いでねェんだよ…」
「しょうがない…シロクマだもん…」
「シロクマですみません…」
「「打たれ弱っ!!」」


ツッコミは健在だがベポの打たれ弱さが更に酷くなってる。

皆(ベポ除く)上半身はツナギを脱いでタンクトップなハズなのに暑さはかわらない。
変わったことといえばなまえが色っぽく…あぁ、いや、何でもない。


ガチャ…

「「「「あ…船長(キャプテン)。」」」」
「暑苦しいな…なまえ、ちょっと来い。」
「はい…。」


困惑顔で立ち上がるなまえ。
あぁ、そうだった…。

2人で部屋を出て行ったあとに皆がため息をつく。


「船長室だけは冷暖房完備だったよな…?」
「あぁ…」
「なまえ羨ましい…!」


今頃、船長室は涼しいんだろうな…。


「ほらジャンケンすんぞ。」
「「はーい…」」

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