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Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]

第4章 上陸



「ん…」
激しい頭痛に起こされた。
目を開けるといつもの光景。

昨日は確か…お酒を飲んで、……シャチに抱きついた。
…?夢かな。夢だよね。

「おはようなまえ。」
「あ、ペンギンおはよ。」

その後ろにはシャチ。

「あ、えと、シャチおはよう。」
「おおおおはよ…」
「動揺しすぎだ。なまえ、昨日シャチに抱きついたこと覚えてるか?」

ドンッ

「あ、ああれ夢じゃないの?」
「おい、ベッドから落ちたぞ。」
「はい…。え?あれ現実なの?」
「はい。現実です。」

3人の空間が静止する。

「うわぁぁ!ごめんねシャチ!」
「いやいいんだ、いいんだ!」
「うるさ…」

ドタバタと慌てる私を止めるシャチ。なんか必死すぎておもしろい。

「いいじゃねェか。仲間だろ?」
「「ペンギン、イケメン。」」
「…だろ。」

、、、

「シャチ、朝ごはん食べようか。」
「そうだな。ログも貯まって皆船に戻ったからもうすぐ出航だって。」
「そっか、よかった。」
「…っ待てよ!!」

ペンギンの叫びは虚しく船内に響いた。


「出航するよー!」
ベポの合図で出航。
彼は航海士だからそこらへんは彼と船長の判断。

「あ、シャチ新聞ある?」
「あぁ、さっき来てた。」
「ありがと。」

シャチから新聞を受け取りペラペラとみていく。

「あ…」

目に入ったのは挟まれてた手配書。
恐らく、昨日の乱闘の後撮られたであろう写真。謝った時かな、笑顔だ。手配書に似つかわしくない笑顔。
どうせならかっこよく写りたかった。
なんて呑気な考えをしていた時。

「"九蛇の桜"なまえ 懸賞金110,000,000ベリー。いきなりこの額か…」
「キャプテン!?」
「海軍を相手に1人で勝利。海賊女帝の妹、億越えルーキー、ハートの海賊団のクルーとして危険視され多額の懸賞金を賭ける事を発表。所持刀"桜蛇"から"九蛇の桜"…か。」
「海軍の人数少なかったんですけどね…ハハ。」
「よくやった。うちも名をあげてきてる証拠だ。だが、気をつけろよ。」
「はい!」

認めて貰えた…!
頭ポンポンされた!
シャチとペンギンに報告しなきゃ!
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