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Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]

第3章 新しい仲間。新しい生活。



一目惚れと言うべきか。

オレの話をキラキラした目で聞いてるアイツに、可愛いという感情がうまれた。
今まで女に可愛いなんて感情はなかったのに。
逃したくない…
こじつけのようにペンギンと手合わせさせて強さをみた。
更に逃したくなくなった。
船への勧誘は、最初にいたヤツらにしかしてない。
ペンギンには勘づかれていたようだな。


トントン
「なまえです。」
「、あぁ。入れ。」


なまえからくるなんて珍しい。


「失礼します。」
「どうした。」
「コックさんが船長さんにって…」

なまえの差し出す手にはコーヒーと軽食。

「船長さんは部屋にこもると何も食べないから持って行ってくれって言ってました。」
「そうか、すまない。」


なまえから皿を受け取る時に少し触れた指に体温が上がるのが分かった。
…オレは子どもか…!


「失礼します。…ご飯、ちゃんと食べにきてくださいね!」
「あぁ。」




その日の夕食、船長が居る事にクルーは大慌て。
熱は無いかと確かめ始めたり…

「ペンギンさん…そんなに珍しいんですか?」
「うん。船長が夕食時に部屋から出て来るのは珍しい。」
「皆さんも大変ですね。」
「大変なんだよ。」


楽しそうにクルーを見てるなまえの横顔はしっかり、シャチを捉えていた。

前途多難。
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