第1章 ky
キ「さっむ…!!」
フ「まだまだ寒いねー」
今私達はコラボ実況を撮り終えて、その流れで最俺のみんなと飲みに行く事になり、絶賛はしご中。
フ「ヒラこーすけー、寒いからあそこの店まで走ろうぜっ」
ヒ「おぉ…走る走る!」
こ「え、なんでww って、フジヒラ待てって!w」
唐突なフジくんの提案に走って行ってしまった3人。
キ「おいおい酔っ払い!wwガキかよw」
キヨくんは呆れた様子で、私と同じスピードで歩く。
キ「おい、澪は寒くねーの?」
「寒い…。私冷え性だから手とか冷たい…」
キ「どれ~」
「え…」
そう言うとキヨくんは何の躊躇いもなく私の右手を取り握る。
「えっ…ちょっ…」
キ「本当に冷てぇ…マジかよw」
突然手を握られ驚いて手を引く私に気にも止めず
キ「澪、手小せぇーな」
「キヨくんが大きいんだよ。てか手、離して…っ」
酔った勢いだろうか、普段こんな事をするようなタイプではないキヨくん。どうしていいのか困る。
それに最俺のメンバーにも言っていないが私はキヨくんに片想いしている。
だから余計に困る。