第12章 真実
麟太郎「!それは…!」
絵麻「どういうこと…?は…は…養子じゃないよね…?」
『っ……』
潤んだ瞳で見つめられたは何も言えなくなってしまう
けれど──…
『……本当だよ』
その言葉に絵麻は目を見開く
絵麻「嘘……」
『…私は本当の…「聞きたくない!」あっ…』
絵麻はそのまま飛び出してしまった
残されたのは麟太郎と
『麟太郎さん…これでおしまいですね』
そう淡々と言うとギリッと拳を握る麟太郎
『……いつかはバレると思ってましたけど…っ絵麻さんを探してきます』
そう言うとも飛び出して行ってしまった