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好きになってはいけない相手
第11章 文化祭
『ご馳走様でした』
「あの撮影…」
『……』
「記念だから…その…」
『……スペシャルメ「失礼しました!」…』
スペシャルメニューと言い終わる前に去っていくお客を不憫に思ったのかそのしっぽがスルリと握手する様に絡まる
『……また来てにゃー』
接客慣れしているはそう言うとサッサっと裏へ消えていく
真秀子「……あのお客さん…3回目来るかな?」
絵麻「あのやり方でかなり稼いでるもんね……」
リピーターが多いのはとの写真撮影がしたいがため
だが、1枚も撮れず終わる
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