第3章 少女とアイドル
は自室に帰ってホッと息を吐いた
『怖かった…』
対面恐怖症って言う訳では無いが、如何せん人見知りが激しいはかなり緊張していた
『やっていけるかな…』
狭くてもあの元住んでいたアパートを思い出す
そしてそっと引き出しを開けるとそこにはお父さんから貰った時計
シンプルかつ女の子らしいデザインの物でのお気に入りだった
『お父さん…』
絵麻の部屋にジュリがいるがの部屋には何もいない
誰もいない…
見慣れない部屋に1人になると途端に寂しさが押し寄せてくるがブンブンと頭を振りベッドに入ると深い眠りに着いた