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好きになってはいけない相手

第10章 家族旅行


椿「そのカッコで行くの?」

『?寝巻きなので…変ですか?』

自分の美しさが分かってないは小首を傾げて聞き返す

椿「いや…変っていうか…うん…連れされそう?」

『…?』

椿の言葉がピンと来ないのか更に首を傾げる

『お姉ちゃんなら危ないですけど…私ですよ?大丈夫ですよ?』

昴「…お前良く生きて来れたな」

昴の一言にキョトンとする

『一応護身術習ってます…』

ムスッとした感じでいう

棗「護身術って何をしてるんだ?」

『えーっと空手、剣道、柔道、合気道その他諸々ですね』

絵麻「ちなみに全部黒帯だったり有段者です…」

全員「ええええ!?」

パッとは儚いか弱い少女なのにだ
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